温故知新

前から行きたかったミュシャ展に行って来ました。
ミュシャは僕の中でとてつもなく偉大な人物で、その作品は僕に大きな衝撃を与えます。今回はそんなミュシャの作品を生で見れる、貴重な機会なのでぜひ行きたかった(結果的にid:hogerattaの約束をぶっちする形となってしまった。スミマセンデシタ。)。しかも今日が最終日だったので、どうしても行きたかった。
しかしid:maxpaxさんの記事で

そういえば、前に田舎のデパートで、ジブリの原画展をやっていた。見に行ったらすごい人。入場料もけっこう高い。で、見て、腹が立った。原画を額装して展示してるんだけど、額のガラスが汚れてる。中の絵が曲がってる。目玉になる絵がほんの2.3点しかなくて、あとはどうでもいい場面の絵ばかり。土産物コーナーばかりすごい充実。
馬鹿にしてる。ふざけんな、という感じ。客の子供たちはみんな喜んでみてたけど、それこそ子供だまし。あんな無神経でテキトーな展示会で、儲けようという魂胆が不愉快。ジブリもダメな部分はダメね。

なんて記事もあったので少し心配もしていたのだが。
今回の個展は何でも日本初公開の作品が100展近く有ったそうで、僕も始めてみるものが多く、ミュシャのイメージを考え直す必要がありそう。
で感想は…言葉にならない。今まで見ていた作品(パリ滞在の頃の作品)は色が褪せてたりしたので印刷物(本とか)の方がいいのかもしれないが、未だ診たこと無かった作品は僕に大きな感動を与えた。特に「百合の聖女」(油彩)と「幻影」(パステル)の二作はインパクトがでかかった。
で、今回お土産として個展で扱った作品を収録したパンフレット(分厚い!)とミュシャが後世の、美術の道を目指す若者のために書いたといわれる教本を買ってもらいました。今度じっくり見ながら今日の内容を反芻する予定。ホンと行って良かった。